〜自由な発想で好きな色や形に描く〜
大人かわいい苺パターン
人間も、人それぞれ、
苺もそれぞれ。
丸いの・三角の、赤いの・緑の・黄色いの。
でもヘタとつぶつぶを描けば
みんなそれぞれのいろんな苺になります。
かわいいモチーフですが、
少し渋めの色を入れるのも
大人かわいく作れます。
自由な形と色合いで
苺の器を描いてみましょう。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
〈制作手順〉
1
『BOXY油性ボールペン』で下絵を描きます。
丸や、おにぎりのような三角、楕円形など、
大小まじえて描きます。
その後、ヘタやつぶつぶも大まかに描いておきます。
(※ただいずれも、マスキングをしたり
絵具で塗っているうちに、自然に薄くなっていきます。
あくまでイメージ作り程度に思って
下書きの作業をしてください)
BOXY油性ボールペンは
細さや「濃すぎない」ところなどがちょうどいいですが
『スタビロALL鉛筆8046 黒軸』などでも描けます。
濃いめに描ける鉛筆なので、
筆圧を強めすぎないようにして描きましょう。
2
『水溶性マスキングリキッド』を使って、
苺の実の周りをマスキングします。
筆は水で使えて毛先がある程度まとまる筆なら
何でもかまいませんが、
『面相筆(黒狸)極小』などは大きさも含みも
マスキングにおすすめです。
実にヘタがかぶるような苺などは
ヘタの部分もマスキングし、
実の中を空洞にするデザインなどなら、
その部分をやはりマスキングしておきます。
3
『ペインティングオイル』で絵具を練ります。
ここでは実に塗る色として
『イエローブラウン』『カーキグリーン』
『ラズベリーソーダ』『ライラックNo.2』
『マイセンレッド』を、
ヘタの色は
『ストームグリーン』『クロームグリーン』、
つぶつぶや茎などに『ブラック』
を使っています。
お好みでいろいろなカラーにしてみましょう。
マヨネーズくらいの、
つやがあり山が崩れない程度に。
あまりゆるくならないよう
気をつけましょう。
4
マスキングが乾いたら絵具を塗ります。
『No.500 別製リス毛平筆』などの
適当な大きさの平筆を用意します。
筆の洗いやすさを考慮して、
この場合ですと、
黄色→緑→紫→ピンクの順に塗って、
最後に赤を塗ります。
赤は混色すると発色が濁るので、
『無臭ブラシクリーナー 100ml』などで
筆をよく洗ってから赤を取るようにします。
ひと通り塗り終えたら、
『ラップテープ』で
「パディング用スポンジ(*)」(ポンポン)をつくり、
塗った筆のあとを整えます。
パディング用スポンジ(*)
→『ラップテープ』を二重にして、手芸用のわたをつめてまるめたものです。商品ページの作り方を参照してください。
5
ピンセットなどを使い、マスキングを剥がします。
ゆっくり剥がすと途中で、パディングした面に
マスキングが落ちてしまうことがあります。
時間をかけずに速やかに剥がした方が
失敗が少なくなります。
もし失敗したら、またスポンジで軽くたたいて
補修しましょう。
マスキングを剥がしたら、
はみ出している色がないかよく確認し、
綿棒で必要な掃除をします。
6
『アルテージュAXC350コリンスキー丸筆3号』
などの小〜中サイズ程度の丸筆を使い、
苺のヘタを描きます。
このサンプルでは、
ストームグリーンとクロームグリーンの
2色を適当に使い分けています。
混ぜながらもよいでしょう。
筆はあまり立てずに、
やや浅めの角度にして筆圧をかけずに塗ると、
色が濃く乗せやすくなります。
ヘタの形は後で『オリジナルゴムピック』で変えられるので
あまり細かく気を使う必要はありません。
7
苺のつぶつぶを
丸筆の先端にブラックを取り、
ドットや短い線などで描いたり、
面に塗った色をゴムピックで抜きながら作ります。
ドットを打つときは、
丸筆の先に少し多めに絵具をつけ、
筆を立て、先端を器表面に軽くあてるだけで描けます。
筆先を押すと点がくずれてしまいます。
ゴムピックは、
少し絵具を抜いたら先端をペーパーで拭く、
ということを繰り返しながら作業します。
8
ゴムピックで
ヘタの重なり合っている部分の線を抜いたり、
形を整えたりなどします。
ヘタの先端をピックで
少し尖らせたり、曲げたりして、
苺ごとに少しずつ差をつけると
絵の面白みが出ます。
全体のバランスを遠目から見て、
ブラックで茎を描き足してあげたり、
余白が気になるところなどは、
お好みの色でドットを入れるなどをして、
絵に動きやにぎわいを加えます。
最後にもう一度全体のバランスを遠くから眺めて、
掃除のし残しがないか確認をして
でき上がりになります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
苺の色は、
見本のように多色使いでも楽しいですが、
もちろん赤やピンクなどの単色だけで描いても
かわいらしくなります。
多色の場合は、今回のように
赤やピンクなどの暖色系をメインの色にして、
緑や紫や青っぽい色などの
寒色系をたまに使うと
全体的なバランスが取れると思います。
〈絵具の厚みと安全性について〉
絵具は、部分的に厚すぎると、焼成後剥離し、
逆に薄すぎると、絵具量の不足によりつやもなく、
場合によっては酸性の強いものを
長時間載せておくと、絵具に含まれる
金属成分が溶け出すことがあります。
適度な厚みの絵具が、きれいでつやがある、
そして使用上安全な焼き上がりの条件となります。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
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