《プチレッスン》第3回/筆で細い線を描くって。(2)
2021年1月27日掲載
前回、まずは面相筆を例にとって、
線を描くことについてお話致しました。
面相筆は、色々な場面で使える便利な筆ではありますが
線を描くのが専門、という訳ではありません。
線を描くことを優先させた筆、ということで言いますと
その名前の通り「ライナー筆」という種類があります。
今回は、前回お伝え出来なかった、
『スマートライナー』と
『ディテールライナー小』
についてご紹介します。
どちらも細い線は描ける筆ではありますが、
ただ基本の原理は前回の面相筆と同じで、
筆圧をかける、筆がつぶれる、という状態になれば、
やはり線は本来の細さになりません。
前半の方も、普通の細い線が描けているように
見えるかもしれませんが、
やはり少し筆先をつぶしてしまっているので、
「引きずっている」ような感じになっており、
色も少し薄いです。
後半は、面相筆で線を描いていたのと同じ要領で、
○筆を立てて、
○小さいドットを打つように絵具を出し、
○それを圧をかけずに引いてくる、
という作業をしているので、
前半に比べると、濃くて細い線が描けています。
つまり、ライナー筆も、
結局は同じようなやり方で描かないと、
それなりの太さになってしまうので、
基本的に細めには描けますが、
線描き向きの筆だから、いつでも細く描ける、
という訳ではないのです。
また、筆先が短い・毛量が少ない、というタイプなので
含む絵具の量も少なくなりますから、
長い線を描くのには不向きです。
長く描くのであれば、
面相筆を使った方がいいでしょう。
ちなみに、細い線も描けますが、
とがった筆先の形を生かして、
「先のとがったストローク」を描くのにも
向いています。
『丸筆』と呼ぶ種類に似ていますが、
実は筆先の形状が違うので、
描けるストロークも、丸筆は頭が丸く、
ディテールライナーでは頭のとがった形で、
それぞれ微妙に違います。
同様にスマートライナーも、
線描き向きに毛先を細く束ね、描きやすくしていますが
なるべく筆をつぶさず、圧をかけずに描いた方が、
やはり本来の線が描けます。
スマートライナーも、ディテールライナー同様、
やはり毛の量が少ないので、
長い線よりは短めの線を描いた方が、
筆の持つ性質に見合っています。
いかがでしょうか。少し参考になりましたでしょうか?
前回と今回で3本紹介しましたが、
それぞれ使い勝手が少しずつ違います。
また、使う方にとって向き不向きというのも
ありますので、
出来たらいずれも試して、
自分に合うものを見つけられるのが一番いいかと
思います。
(文・講師/江川)
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