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《気まぐれ講師ルーム便り》コレールなどの強化ガラス食器に注意!

2026年4月6日配信/2026年7月31日掲載



講師の柳田です。

窯を開けたら器が変形していたとか
溶けていたという経験がある方は
いらっしゃいますか。

上絵付の焼成温度は
一般的には760℃〜850℃くらいですが
その温度帯で焼成すると
溶けてしまう器があります。
コレールなどの強化ガラス食器です。
見た目は普通の磁器のようですが
乳白色のガラスを透明ガラスで
サンドイッチした
積層強化ガラスになります。

焼成温度が650℃を超えると軟化しだし、
760℃まで上げると完全に溶けてしまいます。

強化ガラス食器は、100円ショップなどでも
磁器や陶器の器と並び販売しているため、
間違えて絵付けをして
事故が起きてしまう可能性があります。


強化ガラス食器(コレールなど)と
磁器の見分け方としては

●光に透かして透明感を見る
磁器よりも透光性が高いため
少し透けて見えます。

●裏面の高台(糸底)を確認する
裏面にザラザラした高台がなく
表面と同じくツルッとしています。
(上の画像の左がコレールです)

●指で弾いた音を確認する
磁器より硬い高音がします。

●重さを確認する
磁器より軽く薄いものが多いです。

などがあります。
購入された器が強化ガラス食器か
磁器かで迷われたら
参考にして見分けてください。

強化ガラスは再加熱すると
強度が失われ、粉々に砕ける
危険性があります。
ガラス用絵具を使った絵付けも
あまりおすすめできません。

私が実験した器も炉内温度が
完全に下がってから
窯出しをしたのですが、
時間が経つにつれ
表面の透明ガラスが剥がれて
粉々に割れてしまいました。

絵付けをする器は白磁や
ボーンチャイナなど
絵付けに向いている器をお使いいただき
絵付けを楽しんでください。


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皆さんもコレールなどの
強化ガラス食器に絵付けをして
上絵付の温度で焼成して
作品や焼成ラックや棚板などの
焼成用品を傷めないように
十分にご注意ください。
最悪の場合、
溶けたガラスが窯の底に流れて
熱線が切れるなんてこともあります。

ガラス絵付けを分かりやすく
まとめた記事がありますので
ガラス絵付けに興味のある方は
ご覧になってください。


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