〜和の盛り絵具で描く〜
クローバー
お散歩が気持ちいい季節になりました。
ふと足元にクローバー発見。
思わず四つ葉を探してしまいます。
こんなかわいいクローバー
描けたらいいな、と思いますよね♪
なかなか四つ葉のクローバーは見つからないので、
お皿の上に描いてみましょう。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
〈制作手順〉
1
まず下書きです。
お皿を『クリーニングアルコール』で拭いて、
『スタビロ鉛筆』で十字を描いて、丸で囲みます。
十字の間にも線を入れると円が八等分に。
円は真ん丸、楕円、左右のバランスが崩れていてもOK。
ななめ横から見たり、傾いているような自然な形になります。
六等分すると三つ葉のクローバー、
シャムロックになります。
2
そして、色選び。
明るい若葉のイメージ『まっちゃ』、
それにアクセントカラーとして深い緑の『苔』。
どちらも「和の盛り絵具」シリーズです。
混色ができるので中間色も作れます。
今回は、
クローバーの葉をたくさん描きたいけれど
ハート形の葉を描くのは大変なので、
「色伏せ」で描ける和の盛り絵具を選びました。
※色伏せとは/絵具を垂らすように
器の面を均一に覆う塗り方。
普通の絵具は剥離の危険があり不向きな塗り方です。
3
『パレットタイル15cm』に絵具を適量出し、
『NEWミニパレットナイフ』を使って
『水溶性メディウム速乾性』で練ります。
絵具は、
1/練り歯磨き位の固さに練ります。
2/そのあと、溶いた絵具の3倍くらいの水を加えて
表面張力で絵具ができるだけ薄く、
均一に広がるようにします。
お水が乾くと絵具は薄く平らになるので
透明感があるみずみずしい発色になります。
4
含みが良く、毛先の整う面相筆を用意します。
ここでは『面相筆(黒狸)極小』を使い、
絵具をすくうように取ります。
先ず、葉の周囲をなぞってから、
中を塗りつぶします。
こうすると「土手」になり、
絵具が外に広がるのを防げます。
5
絵具が乾いたら竹串で
葉の白い模様を抜きます。
お好みで茎を描いたり金彩をしてもいいですね。
※本ページトップのカップ&ソーサーの金彩は
「赤金11%」を使用しています。
800〜820℃で焼いて完成です。
6
〈絵具の状態〉
A/メディウムだけで盛ったり、水が少なかったりすると
乾かずに絵具のちぢれる原因に(NG)
B/筆につける絵具の量が少ないと、
均一に絵具が広がらずにムラになったり
少しの差で色の発色は異なります(NG)
C/水をたっぷり入れて均一な絵具です(OK)
〈含ませる水分量の違い〉
左/少なめ(色が濃くなります)
右/多め(色が薄くなります)
〈絵具の厚みと安全性について〉
絵具は、部分的に厚すぎると、焼成後剥離し、
逆に薄すぎると、絵具量の不足によりつやもなく、
場合によっては酸性の強いものを
長時間載せておくと、絵具に含まれる
金属成分が溶け出すことがあります。
適度な厚みの絵具が、きれいでつやがある、
そして使用上安全な焼き上がりの条件となります。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
T'sダイニング コーヒーC&S |
クリーニング アルコール 50ml |
スタビロALL鉛筆 8008 赤軸 |
まっちゃ |
苔 |
パレットタイル 15cm |
NEWミニ パレットナイフ |
水溶性メディウム 速乾性 20ml |
面相筆(黒狸) 極小 |
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