〜鬼や恵方巻を楽しく描こう〜
節分のプレート
今回は節分をテーマに『赤鬼と青鬼』、『恵方巻』の
2種類の絵柄を用意しました。
福を呼び込むために豆まきで追い払う『鬼』と、
その年の吉方を向いて食べると縁起が良いとされる
太巻きの『恵方巻』。
どちらもパディングと簡単な筆づかいなどで描けますので
ぜひ両方の絵柄にチャレンジしてみてください。
節分で使う楽しいお皿をご家族の方と一緒に作った後は
描いたお皿に海苔巻きや御豆をのせて
楽しく邪気を払いましょう!
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
〈赤鬼と青鬼・制作手順〉
1
『スタビロALL鉛筆8008 赤軸』や
ボールペンを使って下絵を描きます。
『マスキングテープ』を貼るので、
スタビロ鉛筆で下絵を描いた場合は
『ファインポイントペン0.1mm 黒 油性』で点描すると
下絵がよく見えて作業がしやすいです。
2
赤鬼と青鬼が隠れるようにマスキングテープを貼り
『NTカッターD-400』で切り取ります。
3
『Newミニパレットナイフ』と『パレットタイル』を使い、
『水溶性メディウム速乾性』で
『朱赤』、『アクアブルーNo.1』、『灰桜』、
『うす桜』、『ブラック』、『山吹』、
『ゴールドレリーフパウダー(レッドゴールド)』
を溶きます。
水溶性メディウム速乾性は
すぐに乾く性質がありますので、
乾いてしまうのが心配な方は
使用する直前に絵具を練ってください。
絵具を溶く固さは、
パレットナイフで搔き集めた絵具が少し動く程度です。
パディングで使用する朱赤、アクアブルーNo.1、灰桜は、
気持ち柔らかめに練っておいてください。
固く溶きすぎるとパディングする際、絵具が乾いてしまい
作業がしづらくなってしまいます。
4
「パディング用スポンジ(*)」に朱赤を直接取り、
タイル上で馴染ませてからパディングをします。
さらに、新しいポンポンにアクアブルーNo.1を取り
同じように馴染ませてからパディングします。
水を混ぜると乾きが早くなりムラになりやすいため、
水は混ぜません。
絵具を厚くしすぎると絵具が縮れたり、
剥離する場合があります。
パディング用スポンジ(*)
→『ラップテープ』を二重にして、手芸用のわたをつめてまるめたものです。商品ページの作り方を参照してください。
5
絵具の表面が軽く乾いてきたらピンセットなどを使い、
マスキングテープを剥がします。
絵具に触れないように慎重に剥がしてください。
6
絵具の表面が少し乾いてきたら『ゴムピック』などを使い
目や口などを白く抜きます。
絵具が乾いているとゴムピックでは抜けませんので、
竹串で抜いてください。
ゴムピックや竹串の先端に付いた絵具は
ペーパーで拭き取りながら作業してください。
7
ゴールドレリーフパウダーで鬼の角を描きます
水を含ませた『面相筆(黒狸)小』で
乳液程度の固さになるように溶いてから
筆の根元までしっかりと絵具を取り、
筆先を整えてから盛り上げるように色を塗ります。
8
7と同様に筆にたっぷりと絵具を取り、
うす桜で頬の色を塗ります。
9
面相筆を使い髪の毛を描きます。
赤鬼は灰桜、青鬼は山吹で描きます。
お好みで目と眉毛、鼻を灰桜で塗ります。
10
面相筆を使い、ブラックで金棒を描きます。
11
ブラックが完全に乾いたら、
面相筆に乳液状に溶いた灰桜をたっぷりと取り、
上から被せるように塗ります。
パディング用スポンジでパディングしても構いません。
820℃程度の温度で焼成して完成です。
〈恵方巻・制作手順〉
1
スタビロ鉛筆やボールペンを使って下絵を描きます。
マスキングテープを貼るので、
スタビロ鉛筆で下絵を描いた場合は
ファインポイントペンで点描すると
下絵がよく見えて作業がしやすいです。
2
恵方巻が隠れるようにマスキングテープを貼り
カッターナイフで切り取ります。
3
パレットナイフとタイルを使い、水溶性メディウムで
ブラック、灰桜、山吹、うす桜、もえぎ、びいどろ、
ゴールドレリーフパウダーを溶きます。
水溶性メディウム速乾性は
すぐに乾く性質がありますので、
乾いてしまうのが心配な方は
使用する直前に絵具を練ってください。
練ったブラックを水を含ませた『特製 付立筆』で
乳液程度の固さになるように溶きます。
筆の根元までしっかりと絵具を取り、筆先を整えてから
写真を参考に恵方巻の真ん中と両端に色を塗ります。
4
絵具の表面が少し乾いたら、ゴムピックや竹串を使い
恵方巻の丸みに合わせて白く抜きます。
?
5
ブラックが完全に乾いたら、
パディング用スポンジに直接取った灰桜を
パディングします。
絵具の表面が軽く乾いてきたら
マスキングテープを剥がします。
6
面相筆を使い、
灰桜、山吹、ゴールドレリーフパウダー、
うす桜、もえぎ、びいどろで具の色を塗ります。
最後に灰桜で海苔と、極々薄くご飯粒を描いて
820℃程度の温度で焼成して完成です。
マスキングとパディングは
とても気軽に形を作れるのでおすすめの技法です。
水溶性メディウムを使いましたが、
オイルの方が作業しやすいようであればオイルを
使っていただいて構いません。
いろいろなものに応用ができますので
ぜひチャレンジしてください。
〈絵具の厚みと安全性について〉
絵具は、部分的に厚すぎると、焼成後剥離し、
逆に薄すぎると、絵具量の不足によりつやもなく、
場合によっては酸性の強いものを
長時間載せておくと、絵具に含まれる
金属成分が溶け出すことがあります。
適度な厚みの絵具が、きれいでつやがある、
そして使用上安全な焼き上がりの条件となります。
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