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〜ロクロを使って描く〜
うずまき空模様

2022年2月27日掲載
 



ロクロがあると色々な表現ができます。
今回は青く澄んだ空に見立てて
うずまき模様を描いてみましょう。
ロクロ線を入れるのが苦手な方でも
簡単にできる模様です。
 
ぐるぐるのうずまき模様を取り入れて
ぜひ面白い作品を作ってみてください。



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー


〈制作手順〉

1

『クリーニングアルコール』で器を拭きます。

『パレットタイル15cm』に
『ピーコックブルー』と『ティールグリーン』を適量出し、
『NEWミニパレットナイフ』を使って
『水溶性メディウム速乾性』で練ります。
 
粉と溶剤がよく混ざるように広げて練り、
マヨネーズ程度のつや感のある状態にします。

 

2

お水で湿らせた『特製 付立筆』で、
ピーコックブルーを溶かしながら
しっかりと筆の腹まで取ります。
筆先だけに絵具を取ると長い線は描けません。
※平筆でも代用できます

 

3

『ロクロ』を手で回しながら
筆を手前にゆっくりと動かすと、
ロクロ線がうずまき模様になります。

その上に、
同様に溶かして筆にとったティールグリーンを
重ねるように塗ります。

 

4

器をずらして作業をしても、
中心以外の位置に
うずまき模様ができて面白いです。

ロクロにずらしてのせる時に、
あまりずらしすぎると器が飛んでしまいますので
少しずつずらしましょう。

 

5

『オリジナルゴムピック』や綿棒を使って
雲の形に白抜きにします。
線から内側を抜くようにしましょう。
水溶性メディウム速乾性で絵具を練っているので
すぐに乾いてきます。

完全に乾くとゴムピックでは絵具が取れませんので
綿棒を使って白抜きにしてください。
綿棒でも絵具がとれない場合は
綿棒を水で少し湿らせると作業がしやすくなります。

 

6

お掃除が終わったらベースの完成です。

 

7

ここからはお好みで、
気球や飛行機などの絵を追加するなど
色々とアレンジしてみてください。
 
スタビロ鉛筆であたり線をつけて絵具で絵付けをしたり、
転写シールを貼ってもよいかと思います。
色を変えれば、夕焼け空などにもできます。

800〜820℃で焼いて完成です。

参考〈気球の使用色〉
レモンイエロー/ウォームピンク/
ライラックNo.1/パールグレー/コーヒー

 

※ 制作に関してのご注意 ※


〈絵具の厚みと安全性について〉
 
絵具は、部分的に厚すぎると、焼成後剥離し、
逆に薄すぎると、絵具量の不足によりつやもなく、
場合によっては酸性の強いものを
長時間載せておくと、絵具に含まれる
金属成分が溶け出すことがあります。
 
適度な厚みの絵具が、きれいでつやがある、
そして使用上安全な焼き上がりの条件となります。

 


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 
〈使用した道具〉


クリーニング
アルコール 50ml

 

NEWミニ
パレットナイフ

 

パレットタイル
15cm

 

ピーコック
ブルー

 

ティール
グリーン

 

特製
付立筆

 

水溶性メディウム
速乾性 20ml

 

オリジナル
ゴムピック

 

ロクロ(成形用)
19cm径

 


 
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