ホーム  > ウツワトエツケのフリーレシピ

 

和紙染めで描く花文様
2024年8月11日掲載

 



今回は『和紙染め』の技法を使い、
素焼きの器に呉須で絵を描く
染付のご紹介です。

和紙染めとは、
切り取った和紙を水に濡らして生地に貼り、
その上に筆で呉須を染み込ませて染付する
技法のことをいいます。

和紙の代わりにコーヒーフィルターを使い
気軽に描いてみましょう。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー


〈制作手順〉



1

コーヒーフィルターに
『スタビロALL鉛筆 8008 赤軸』で下絵を描いて、
ハサミを使いお好きな形にカットします。
ハサミはあまり動かさず、
紙を動かすようにすると切りやすいです。

 

2

『焼貫ルリ呉須』を20倍程度の水で溶きます。
濃く溶きすぎると紙が目詰まりをして
きれいに仕上がりません。
お水用の筆と呉須用の筆があると
作業しやすいです。

 

3

素焼きの上に
カットしたコーヒーフィルターを置き、
『特製 付立筆』で水を垂らして湿らせます。

 

4

お水で濡らした紙に薄く溶いた呉須を塗ります。
筆にたっぷり呉須を含ませて作業してください。

ポイントは、素焼きに呉須が染み込む前に
素早く筆を入れることです。
ゆっくり作業するとムラができることがあります。

 

5

紙の表面が乾くのをじっと待ってから
ピンセットなどで剥がします。
紙が乾くと白っぽくなります。

 





6

3〜5の作業を繰り返します。
お水が引くまで時間がかかるので
型紙は何個も用意して、乾かしている間に
次の作業をすると効率が良いです。

 

7

お好みで『線描きベラNo.1』で削ると
完成度が上がります。

 

8

釉薬をかけて、
電気窯で1250℃で焼成して完成です。
(ここでは少し青みのある
 透明な釉薬を使用しています)

カットした紙に呉須を垂らして描く和紙染めは
コツを掴むととてもきれいに仕上がります。
コーヒーフィルターのような丈夫な紙を使うと
使いまわしができるので、
はじめての方には特におすすめです。
お好きな形に切って
和紙染めに挑戦してみてください。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 
〈使用した道具〉
※今回使用しているサンプルの器(素焼き)は
お取り扱いしておりません。

 


和ペースト下絵具
焼貫ルリ呉須

スタビロALL鉛筆
8008 赤軸
  

特製 付立筆

 

線描きベラ
No.1

 
   


 
  • ショッピングガイド
  • メールマガジン
  • スクール
  • ギャラリーショップ
  • セール
  • 絵具
  • 筆
  • オイル関連
  •    
  • 他の道具
  • テキスト関連
  • 白磁
  • 転写紙
  • コラム
  • フリーレシピ
  • インスタグラム

カテゴリーから探す



インスタグラム

メールマガジン
【営業日カレンダー】
2024年10月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
定休日は土日祝日(ピンク色)です。

カテゴリーから探す