サークルプレートを使って描く
丸紋の豆皿
器の上に直接下絵を描くことができる
円定規のサークルプレート。
ただ円を描くだけではなく
中心をとったり均等に分割できるところが本当に便利で、
フリーハンドで下絵を作るよりも楽に
完成度の高い作品を作ることができます。
今回は2cmと3cmのサークルプレートを使って
赤絵の丸紋を豆皿に描きます。
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〈制作手順〉
1
『サークルプレート』と『BOXY油性ボールペン』を使って
直接器に下絵を描きます。
大きい円は3cm、小さい円は2cmの
サークルプレートを使用しています。
2
《下絵づくりのポイント》
サークルプレートで円を描いたら
外側4等分の部分に印をつけておきます。
花文様を描く時には、8等分の部分にも
印を付けると均等に分割ができます。
円の中に格子を描く時は、
円の中心を通って4分割になるよう十字線を描いてから、
さらに半径の半分あたりに線を描くと
バランスが取りやすいです。
3
《デザインA》
『九谷赤』を『水溶性メディウム速乾性』で
ハチミツ状に練り、水を加えて乳液状に緩めます。
絵具の溶き方や線の描き方は
《プチレッスン》第2回/筆で細い線を描くって。(1)
《プチレッスン》第3回/筆で細い線を描くって。(2)
を参考にご覧ください。
まずは外側を『細書面相筆(特イタチ)』で描きます。
最終的には外側を塗りつぶすので
線は細くなくても大丈夫です。
カーブを描く際は、手を机などにしっかり固定して
画像のように器を持ち上げ、
一気に線を引かずに
少しずつつなげるようにすると描きやすいです。
4
下描きに添って線を描きます。
5
外枠を塗りつぶします。
線描きよりも少し水を多めに加えて
しっかり混ぜて絵具を含ませたら、
筆を少し浮かせて滑らせるようにして
描くのがポイントです。
6
花の中にも塗りつぶしや細かい線を描いて完成です。
細かい線は中心から外側に向けて描きます。
7
《デザインB》
画像のようにそれぞれ下絵に沿って線を描きます。
大きい円は少し太めに外枠を描き、
小さい円は輪郭線を描かないため
下絵より少しオーバー気味に線を描きます。
オーバー気味に描いてから最後に掃除をすると
きっちりと形を作りやすいです。
8
さらに線を加えていきます。
9
塗りつぶし部分などを加え、
綿棒に『クリーニングアルコール』を少量含ませて
小さい円の外にはみ出した部分をお掃除します。
お好みで器の縁にラインなどを入れてみても
良いと思います。
乾燥後、820℃焼成して完成です。
〈絵具の厚みと安全性について〉
絵具は、部分的に厚すぎると、焼成後剥離し、
逆に薄すぎると、絵具量の不足によりつやもなく、
場合によっては酸性の強いものを
長時間載せておくと、絵具に含まれる
金属成分が溶け出すことがあります。
適度な厚みの絵具が、きれいでつやがある、
そして使用上安全な焼き上がりの条件となります。
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八角豆皿 8.5cm |
梅豆皿 8.8cm |
クリーニング アルコール 50ml |
NEWミニ パレットナイフ |
パレットタイル 15cm |
BOXY 油性ボールペン |
サークル プレート |
水溶性メディウム 速乾性 20ml |
九谷赤 |
細書面相筆 (特イタチ) |
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